効果的なトレーニング

 

無酸素運動の効果的なトレーニングで重要なのは筋肉の緊張を持続させることです。マシントレーニングを行う時は、1回やった後で全ての力を抜いてしまわないようにすることで、これは筋肉の緊張を途切れさせず、筋肉への刺激を大きくするためです。

 

従ってウエイトの重さを決める時は、連続して10~15回位できる程度にして、それを何セットなるか決めておくといいでしょう。軽いのを何度も続けるのではあまり効果的に筋力アップはできません。ただし初めからウエイトは重くせず、徐々に重くしていくようにしましょう。

 

急激な強い負荷でのトレーニングは、鍛えている筋肉以外に力が入ってしまうので効果的ではありません。基本的にジムのマシンを利用したトレーニングなら、かなり理論的にトレーニングができます。

 

初心者の人でもインストラクターが丁寧に使い方を教えてくれるので心配は無用です。肩部を鍛えるなら「ミリタリープレス」、胸部なら「チェストプレス」や「シーテッドバタフライ」、背部なら「アッパーバック」や「45°バック」、腹部なら「アブドミナルクランチ」などというように、それぞれの部位に適した方法があり、鍛え方も実に理論的になっています。

 

ダンベルを使ったトレーニングをポピュラーで、ベンチもあると、結構いろいろな部分を効率よく鍛える事ができます。ダンベルでは、リバースリストカール(前腕部諸筋)、ダンベルカール(上腕二頭筋)、プッシュアウェイ(上腕三頭筋)、サイドレイズ(三角筋/僧帽筋)、リアサイドレイズ(三角筋)、プローンラタラレイズ(三角筋)などが行われます。